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アナライズ

「奴婢訓」(万有引力)を観たら、期待以上でした。

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    座 高円寺にて、「奴婢訓」(万有引力)を観ました。

    期待以上でした。

    古い演劇で芸術的な趣もあるのですが、みんなが見てわかるエンターテインメントとして作ってありました。
    天井桟敷に関する演劇を初めて見るものでも楽しめました。

    考慮を重ねて作った大道具、凝って工夫した小道具の数々
    これは、それをどのように使うのかを見るだけでも楽しめます。

    さらに身体能力が試される数々のパフォーマンス
    ほぼ全員、舞踏やコンテンポラリーダンスをやられている方のようでした。
    当然ながら歌がうまい。
    歌もパフォーマンスも通常の俳優の方々には、無理かと思います。

    次に演出上の工夫。
    独自のスモークにちょっと驚きました。
    見せることにこだわって作られていて、あまり妥協がないような気がしました。
    毎回準備が必要な消えモノの多用や世話が必要な小動物の利用など、その表れですね。

    ストーリーとしては、スィフトの原作をヒントにしています。
    しかし、独自の世界が構築され、展開していきます。
    ゆえに基本、観客を突き放してる。
    途中、意味不明なところが多々ありました。
    でも、ちょうどよいタイミングで通常のセリフが入ります。
    これで大筋はわかるようになっています。あるいは、分かった気にさせます。

    ご存知の通り、自分は、他所で演劇、パフォーマンス、音楽ライブをちょくちょく見ています。
    意味不明な演出にであうことがあり、なんだかなーと思っていました。
    本作品を見て、もしかして、これがルーツなのかと思わせるものが多々ありました。
    その意味でも見てよかったです。
    何よりも、エンターテインメントとしてのレベルの高さに喜びを感じました。
    いつか、他の作品も見てみたいと思います。

    では、また。

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